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河内長野市 南花台田辺整骨院・整体院 田邊です。
先日、石垣島に旅行に行かれた患者様から頂きました。
【雪塩 ちんすこう】
しばらくぶりの患者様からの電話。
「先生、腰が…」
「腰をどうされました」
「何もしてないのに、腰が痛くなって…。伸びなくなって…。ぎっくり腰ですか?」
「今から来れますか?」
「今京都なんです。夜ならなんとか…」
「受付時間を過ぎてもいいので今日中に診せてくださいね」
夜になって前屈みになりながら痛々しい姿でご来院頂きました。
「何もしてないんですか?」
「何もしてないです。オカラの袋を持った瞬間に腰が伸びなくなって」
よくよく聞くと
お友達と、京都観光に行かれていて有名なお豆腐屋さんでオカラを手に取った瞬間に腰が伸びなくなってしまったようです。
急性の腰痛、いわゆる【ぎっくり腰】です。
「来週、石垣島に旅行に行く予定なんですが行けますか?」
「行くなと行ったら行くのを中止しますか?」
(苦笑い)
「うそうそ。行けるようにしましょうね」
腰部の筋肉は炎症を起こしているのでまずアイシングで腰部の筋肉の炎症が早く引くようにします。
炎症のピークは、炎症が起きてから24時間後位になります。
痛みを起こしてからの時間を考えると、明日の朝位が腰部の筋肉の炎症のピークになりそうです。
炎症を起こしてから出来るだけ早くにアイシングをしておくと炎症のピークのレベルを低く出来ます。
逆にお風呂やカイロで温めてしまうと炎症が広がってしまい、確実に痛みが増します。
その事を患者様にお伝えしてアイシングをすると
「今日は寒いのに全然冷たく感じませんね。気持ちいいです」
そうなんです。
炎症が起こっている時は今のように寒い時期でも気持ちよく感じます。
風邪を引いて熱がある時におでこを冷やすと気持ちがいいのと同じ事ですね。
アイシングが終わってから
腰への負担が減るように、身体の他の部分で腰への負担を補えるように全身を整えました。
痛みがあるのは腰で、炎症が起きてしまっているのも腰なんですが
腰だけの問題ではないんですね。
今までの生活環境や、身体の使い方で作られてしまった身体の歪みを
特に腰が頑張ってカバーしてくれていたのが、
少し負担が掛かり過ぎて頑張り切れなくなりつつあるところへ、
たまたまオカラを手に取るような動作の時に一気に腰に負荷が掛かってしまい
腰が伸びなくなってしまった状態です。
「痛みはまだ少しあるけど、腰が伸びるようになりました。ありがとうございます!」
痛みが少し残っているのは、炎症が残っているのが原因です。
炎症はすぐには引きません。
炎症が起きてから24時間後位が炎症のピーク。
そのあと48時間位かけて引いていきます。
早い段階で、身体を整えておくと炎症のピークも下がるし、早く炎症が引いてくれます。
その辺の事もお伝えして、
その後
「ぎっくり腰・急性の腰痛の時の、アイシングの仕方」
「ぎっくり腰・急性の腰痛の時の、寝る際の姿勢」
「ぎっくり腰・急性の腰痛の時の、コルセットの正しい巻き方」
「ぎっくり腰・急性の腰痛の時の、負担の掛からない椅子からの立ち上がり方・座り方」
等お伝えさせていただきました。
翌日ご来院頂き
「先生、すごく楽になりました。石垣島に行けそうです」
その後2回程、治療させていただき無事石垣島旅行に行かれたと
お土産を持ってご報告しに来てくださいました。
無事、石垣島旅行に行けて良かったです。
生活環境や日々の身体の使い方のクセなどもありますので、
時々はメンテナンスに来てくださいね。
温かいお心遣いと、うれしいご報告ありがとうございました。
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