顎関節症

こんなお悩みはありませんか?

  • 口を開けるとカクカク・コキンなどの音がする
  • 口が大きく開かない
  • あくびをするとあごが痛い
  • マウスピースを使ったが改善しなかった
  • 歯ぎしりや、くいしばり癖がある
  • あごに違和感がある

顎関節症に対する一般的な治療法

スプリント療法

マウスピースを使用した治療法です。
就寝中の歯ぎしりや、長年に渡って身に付いた噛み癖などによってダメージをうけた顎関節を安定化するために使います。
約6ヶ月〜1年程度の長期の治療になる事や装着時の不快感、つけていると寝にくいなどの問題点があります。

投薬治療

痛み止めや筋肉を弛める薬の服用など薬物療法が一般的です。

顎関節症の原因

  • 食事の時に片方ばかりで噛む
  • 頬杖をよくつく
  • 背骨・骨盤の歪み・動きの悪さ
  • 頸椎の歪み・動きの悪さ
  • 姿勢の悪さ
  • 精神的なストレス

など複数の要因が複合して顎関節症がおこっている場合がほとんどです。

『顎(がく)関節』とは、その名の通り、関節の1つです。

関節とは膝関節、股関節、肩関節などと同じように、骨と骨が合わさっている部分のことを言います。
口を開けたり、閉じたりする時には、あご周辺に付着している筋肉が伸び縮みして「顎(がく)関節」を動かしています。
私たちの体には、左右均等に筋肉がついています。
姿勢の悪さや生活習慣、生活環境によって左右の筋肉の使い方に偏りがあると筋肉の柔軟性や筋力に左右差が生まれてしまいます。
口の開閉に関しても、あごの左右に付いている筋肉の筋力差があると、動きに左右差がでます。
また、あごの左右についている筋肉の柔軟性の差があれば、片側は開きやすくて片側は開きにくいといったことが起こります。
その状態で、口を大きく開けようとすると、開きにくい側に動きの制限がかかりますので、口が歪んで開いたり、顎(がく)関節に痛みが出たり、結果としてスムーズに動かなくなり組織に引っかかってカクカクと音を出すというわけです。

次に口を開けたり閉じたりするというと、顎(がく)関節が動くのをイメージされると思いますが頸椎(首の骨)と顎(がく)関節は連動して動きます。
頸椎の歪みや動きの悪さが原因で顎(がく)関節との連動のバランスが崩れてしまうと、口の開閉時に過度な負荷が顎(がく)関節にかかってしまい、上記のようなあご周辺の筋肉の柔軟性の差や筋力差に繋がるのです。

そのため

・顎関節のみの歪みの調整のみ
・あごに関係する筋肉のマッサージのみ
・マウスピースの装着のみ
・咬み合わせの調整のみ

では限界があるのです。
それではなぜ頸椎(首の骨)が歪んだり動きが悪くなってしまうのか?

私たち人間は誰でも二本足で歩いたり立ったりしながら家事をしたり、階段を上り下りしたり、健康の為にとウォーキングやジョギングなどをしながら日常生活を送っています。
寝ているとき以外は二本の脚でバランスを取りながら活動しています。

しかし身体の土台である二本の脚それぞれに掛かる荷重の比率が異なるとどうなるでしょうか?

まず二本の脚の上に乗っている骨盤にいびつな負担が掛かり歪んでしまいます。
次にその上に乗っている5つの腰椎、12個の胸椎、7つの頸椎、つまり身体の柱である背骨それぞれにいびつな負担が掛かり歪んでしまいます。
骨盤から背骨が歪んでしまった状態で体重の約10%の重さ(体重50㎏の方は約5㎏)がある頭の重さが掛かります。
人間の身体は良く出来ており、そんな状態でも支障なく活動出来るように、無意識でバランスを取ってくれます。

しかし、バランスを取る際に、過度な負荷が頸椎(首の骨)に掛かってしまう状態が続き、顎(がく)関節と頸椎(首の骨)の動きの連動が悪くなり、最終的に顎(がく)関節に無理が掛かってしまうということです。
ということは、症状が出てしまった時というのは、バランスを取る為に頑張ってくれていた頸椎(首の骨)や顎(がく)関節やそれらに関係する筋肉が、頑張り切れなくなって悲鳴を上げている状態だということです。
つまり顎(がく)関節だけが悪くて症状が出ているのではなく、全身の歪みが結果的に頸椎(首の骨)や顎(がく)関節に負担を掛けてしまっているということになります。
顎(がく)関節だけを治療したり、関係する筋肉をマッサージするのではなく、全身の歪みを整えた上で、顎(がく)関節に関係する筋肉に掛かる過度な負担を取り除いてあげることで改善スピードが格段に上がり根本的な解決することが出来るということです。

それにより頸椎(けいつい)や顎(がく)関節に掛かっている過度な負担を取り除くことができますので、今まで頑張り続けた顎(がく)関節を休めてあげることが出来ます。
そうすることで、口が開きにくい・コキンと音がする・あごの痛みなどの症状の改善スピードが格段に上がり、身体の使い方も変わりますので、その場しのぎではなく根本解決することが出来ます。

私がいつもお世話になっている歯科医の先生も

「顎関節症は噛み合わせの調整やマウスピースの装着だけでは限界があり、身体の歪みを改善する必要があると思います。」

と言われていました。
歯科医の先生も顎関節の治療には身体の歪みの改善が必要というお考えを持っておられます。

顎関節症の治療で大事なのは、

『顎(がく)関節のみを診るのではなく顎(がく)関節の症状を引き起こしている全身の歪みを改善することです!』

南花台田辺整骨院では全身のバランスを整えた上で顎関節の施術をいたしております。

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