詳しくは当院のスケジュールでご確認ください。
皆さん、新型コロナウィルスの感染予防の為、
外出自粛で三密を避けたり、手洗い、手指の消毒、うがい、マスクの着用等、
気を付けておられると思います。
一日でも早く収束させるためには大事なことですよね。
体内にウィルスが入らない為の、
第一次予防ももちろん大切ですが、
ウィルスは目には見えませんよね。
気を付けていても、
もしも、
体内に入りそうになった時の予防もしておくと、より良いのではないでしょうか?
その為には、
免疫力をUPするのがとても大事です。
最近、TV等でよく言われますよね。
私は感染症の専門家ではありませんので、
『感染症にはこれが効きます!』
と断言はできませんが、
私が実際に行っている免疫力UPの方法をご紹介しますね!
❶防御の免疫(粘膜免疫):ウィルスや細菌が体内に入るのを防ぐ
❷攻撃の免疫(全身免疫):ウィルスや細菌が体内に入ってしまった場合に排除する
まずは❶防御の免疫(粘膜免疫)の働きを高める事で、
ウィルスや細菌の体内への侵入を防ぐことが出来ます。
具体的には、
涙や鼻水、唾液
などが代表的なものになります。
身近な例では、
花粉症で目がかゆくなり涙が出たり、
くしゃみや鼻水が出たりするのは、
それを排除しようと粘膜免疫機能が働いているんです。
ウィルスって下記のようにむちゃくちゃ小さいんです。
大 スギ花粉 > 細菌 > ウィルス 小
(※スギ花粉約20μm ウィルス約0.1μm)
スギ花粉の約200分の1程度の大きさのようです。
それが体内に入り込むと、
人間の細胞の中に入ってコピーを作り、
細胞が破裂して、沢山のウイルスが飛び出し、
他の細胞に入りこみます。
このようにして、ウイルスは増殖していくそうです。
万が一、ウィルスが体内に入りそうになっても、
細胞の中に入らなければ良いと思いませんか?
口はいわば、外の世界と体内を繋ぐところです。
という事は、口の中の防御の免疫(粘膜免疫)を高めておければ、
より予防効果は高まると考えます。
誰にでも簡単に出来るのが、
『唾液量を増やす!』
事なんです。
顎下腺・耳下腺から分泌される唾液には
【IgA】という
ウィルスを攻撃するような成分が多く含まれています。
という事は
口の中が常に唾液で潤っていれば、
外からウィルスが入ってきたとしても
そこで体内にウィルスの侵入を防ぐことができるのではないでしょうか?
❶ガムや飴を口に含ませて唾液腺を刺激する
❷美味しい物や酸っぱい物を想像する。
❸唾液が出る腺(耳下腺・舌下腺・顎下腺)の刺激
❹リラックスする
一番おススメで簡単なのが、
常に飴ちゃんを舐めておくと唾液がしっかり出ますよね。
※糖分を摂り過ぎに…って方はご相談下さい。飴ちゃんでなくてもなんでもよいと思います。
のも唾液がしっかり出ます。
唾液が出る腺をマッサージなどで直接刺激するのも、唾液が出やすくなります。
(※下記イラスト参照)
これ、実は凄~く大事なんです。
唾液の分泌には自律神経が大きく関わっています。
交感神経が働くと
口の中が渇き、唾液の分泌は減ります。
ストレスが掛かっている時や、緊張状態の時ですね。
副交感神経が働くと、
逆に唾液が分泌され、口の中が潤います。
つまりストレス状態を減らし、リラックスすることで、そういう状態になるんです。
多くの方が、
『こんな生活、いつまで続くの…』
『マスクの残りが少なくなってきた…』
『子供の学校はいつまで休みになるんだろう…』
『薬をもらいに病院に行かないといけないけど、こんな時に行きたくないな…』
『通勤の電車に乗るのが嫌だ…』
等々、
沢山のストレスが掛かり、
いわば交感神経が優位に働いています。
そうすると
『唾液量が減り、防御の免疫(粘膜免疫)の働きが弱くなりやすい』
ので、
そこを強化する為に、
意識的にリラックスする時間を作るのが大事だと私は思います。
TVでも、ネットでも、
「今日は感染者が何人」
「幼児も感染」
「○○でクラスター発生」
「芸能人の○○さんも感染の疑い」
等々
げんなりするような話題ばかりです。
もちろん情報収集をして、
対策を練って、行動する
のは大事なことだと思いますが、
テンションの下がる情報を、
必要以上に耳や目にすることで自律神経のバランスが崩れ
免疫力の低下にも繋がりますので、
1日のうちどこかで
『ほけっ~』
と何も考えずにリラックスするようにしましょう!
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