詳しくは当院のスケジュールでご確認ください。
身体に色々な不調があるにも関わらず、検査をしても異常のない状態をいいます。
自律神経とは私たちの意思とは関係なく働いており自分でコントロールするのは非常に困難です。
内臓や、血管などの働きも自律神経の支配を受けています。
自律神経には『交感神経』『副交感神経』の2種類があります。
『交感神経』:主に日中、身体が活発に活動する際に働きます。ストレス時にも活発に働きます。
『副交感神経』:主に夜、リラックスしている際や眠る際、就寝中に働きます。
『交感神経』と『副交感神経』はシーソーのようにバランスを取っており、身体のON/OFFの切り替えの役目があります。
それらのバランスが崩れると、日中、活動する際に『副交感神経』が優位になり、身体がシャキッとしなくなりだるくなってしまったり、やる気が出なくなったりします。
逆に夜、『交感神経』が優位になってしまうと目が冴えて不眠になってしまい、内臓の働きも悪くなります。
『交感神経』と『副交感神経』のバランスが崩れた場合、病院では『自律神経失調症』と診断されます。
起こりうる症状としては、めまい、ふらつき、冷え、だるさ、不眠、顔のほてり、手足の発汗、動悸、頭痛、便秘、下痢、胃腸障害 等がおこります。 その他にも様々な症状の原因とも言われています。
夜更かしが続くなど生活リズムの乱れによる自律神経の興奮、更年期や出産が原因のホルモンバランスの乱れ、緊張状態が続いたことによる脳の疲労や精神的ストレス、日常生活の乱れが原因であると言われています。
病院では一般的に投薬治療が多く、抗不安薬やホルモン剤、睡眠導入剤等が処方されます。
投薬治療は一時的であり根本治療にはならないと考えています。
全てではありませんが、自律神経失調の方は交感神経優位になっている場合が多いです。
また逆に副交感神経の働きが低下しており内蔵の働きが悪くなっています。
当院では【軆(カラダ)バランス整体】により姿勢を整えることにより、自律神経のバランスを調整していきます。
身体が楽になることで、気持ちも楽になり、リラックスすることができます。
その結果、副交感神経の働きが高まります。
姿勢を改善することにより呼吸が深まり身体の隅々まで酸素を送ることができるようになり副交感神経の働きが高まります。
背中の丸い状態では深い呼吸をすることが出来ません。
自律神経失調と言っても、それぞれの患者様により原因や症状が異なります。
お一人お一人の身体の症状に合わせて、お悩みが回復するようにサポートいたします。
自律神経失調の方は、毎日時間に追われ、職場でも家庭でもストレスを受けてしまっている方が多いです。
それでも頑張り続けた結果、心身ともに緊張状態を強いられてしまい「身体の力が抜けない」、「力の抜き方、リラックスの仕方がわからなくなっている」方が多いと感じます。
周りの方から「肩の力を抜いて」とか「リラックスして」などとアドバイスを受ける事もあるかもしれませんが、それが余計にストレスになって力が入ってしまうことも…。
力を抜く為に非常に重要で簡単なこと、それは呼吸を意識することです。
呼吸には瞬時に体の状態を変える力があります。
力を抜く為にお薦めの方法としては、「吐く」を意識した深い呼吸です。焦ってイライラしている時や不安な時ほど、「吐く」を意識した深い呼吸を意識してみてください。
力を抜こうとする必要はありません。息を吐く際には必ず力が抜けます。
深い呼吸をすることで、副交感神経が刺激されるので、心身ともに良い状態にリセットされるはずです。
さらに、日常生活の中で、人と話をするときや、一人で歩いているときにも、「ゆっくり」を意識することが大事です。
焦って行動するとイライラと怒りっぽくなり、血圧が上がって脳梗塞や心筋梗塞を起こしやすくなるとともに、免疫力も低下して、体に良い事は何一つありません。
「ゆっくり」行動すれば、副交感神経が活発になり、血圧も下がり、血流がよくなり、免疫力の向上につながりますよ。